海外転職をお考えの方
海外転職Q&A

転職が決まって実際海外引っ越しをするにあたり、気になることややっておくべきことが沢山あります。皆様からよく聞かれることを、Q&Aにおまとめしました。

Q1
今まで加入していた日本の税金・社会保険はどうなるのですか?
A1

まず、日本で働いている方の給与に対して発生する税金は、大きく分けて住民税と所得税の二種類があります。また、社会保険には健康保険・厚生年金・介護保険・雇用保険・労災保険の五種類があり、日本で働いている場合、これらの税金と社会保険料が給与に対して課税されています。 海外へ移住するにあたり、それぞれ対応が異なってくるため、以下で詳しくご説明いたします。

住民税について

当年1月1日時点で住民票を登録している居住地に対して、昨年の収入に応じた税金の納税義務が発生します。また納税期間は、収入のあった翌年の6月〜翌々年の5月にわたって発生します。

例えば、2015年は日本で働いており、2016年1月1日時点で日本に住民票を有している場合、もし2016年4月から海外に移住したとしても、2016年6月〜2017年5月までは住民税を支払い続けることになります。なお日本で働く会社員の場合、給与から天引きされて事業主が代理納税していますが、会社を退職した場合は残りの納税額をご自身で納める必要があるため、滞納しないように注意が必要です。(ご自身で支払う場合、残りの住民税を一括納税することも可能です)

所得税について

海外に移住して働く場合、特別な事情がないかぎり日本の「非居住者」となるため、海外で得た収入は日本では課税されません。現地の法令に則り、現地で納税する義務が生じることになります。詳しくは各国の現地担当者にお問い合わせください。

社会保険について

日本で働いている間は、社会保険への加入も義務となっていますが、海外に移住して働く場合は事情が異なってきます。まず、海外へ移住するに当たり、日本の住民票を抜くか、残しておくかによって対応が大きく変わります。

日本の住民票を抜いた場合、日本の社会保険への加入義務は無くなるため、特別な事情がない限り、海外で働いている期間の支出を減らしたい方は住民票を抜いている方が多いです。ただしその際の留意事項として、住民票を抜いている期間は日本の健康保険証を保有できなくなるため、仮に一時帰国して病院等に行く際は、10割負担となります。また、年金も納めていないため、将来的に受給できる年金額も少なくなることが想定されます。詳しくは管轄の役所窓口や、年金事務所にお問い合わせください。

一方、日本の住民票を残したまま海外に移住する場合、日本での社会保険の支払い義務は発生し続けます。具体的には、健康保険は自営業者等が加入している国民健康保険となり、昨年の収入に応じて保険料が計算されます。年金は国民年金となり、月々16,260円(平成28年度)の保険料が発生します。介護保険は40歳以上の方が対象となり、国民健康保険同様に昨年の収入に応じて保険料が計算されます。なお、日本での雇用関係がない限り、雇用保険と労災保険は発生しません。
以上、それぞれの事情を踏まえた上で、日本を出国するまでに住民票の扱い方を決める必要があります。

Q2
転職決定後、日本出国までにやるべきことはどんなものがありますか?
A2

以下の様な手続きが必要になりますので抜け漏れのないよう準備しましょう。

  • 移住する国に応じて必要な予防接種を受けましょう。
  • 現在のお住まいが賃貸の場合は、解約の手続きが必要です。
    少なくとも1ヶ月前に解約通知をしなければならない場合が多いため、時間に余裕を持って手続きをしましょう。
  • 現在お住まいの管轄の役所に行って、住民票を抜きましょう。
    ただし、上記「社会保険について」で記載の通り、住民票を抜かないという選択肢も有りうるため、ご判断はそれぞれの事情を踏まえた上でお願いします。
  • 国際キャッシュカードを持っておくと海外でも使用できるため便利です。
    海外へ引っ越した直後は、予想していた以上に出費がかさむこともあります。また、最初の給与をいただくまでの生活費が必要になります。とはいえ、慣れない地域ではトラブルなどで、現金を紛失する恐れもありますので、国際キャッシュカードを用意して必要に応じて現金を引き出せるようにすることをお勧めします。
    国際キャッシュカードの種類には、新生銀行・CitiBank・スルガ銀行などがサービスを運用しているので、詳しくは各社にお問い合わせください。
  • 携帯電話の料金プランの変更をお勧めします。
    月々の携帯電話にかかっている費用(基本料金、パケット料金等)で出費がかさんでいる方も多いと思います。海外では日本のキャリア回線を使用できないため、割安の料金プランへの変更や、場合によっては休会や解約することも選択肢に入れることをお勧めします。
Q3
海外転職の際、日本から持参した方が良いものはありますか?
A3

各国の生活環境により異なりますが、現地で手に入らないものを調べて自分に必要なものを持参するようにしましょう。
その代表的なものとして、以下の様なものがあるので注意しましょう。

  • クレジットカード
  • ノートパソコン(OSやキーボードなど日本語仕様のものを必要とする方にお勧めします)
  • 仕事用の衣服や靴
  • コンタクト用品
  • 常備薬
  • お気に入りの日本語書籍

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